事業計画書作成のペインポイント

事業計画書作成

事業計画書作成で行き詰まりがちなポイント

資金調達や補助金の申請など、事業の節目に必要となる事業計画書ですが、いざ自分で描き始めてみると、難しいと感じる経営者の方も多いのではないでしょうか?

形にしたい事業のイメージはあるのに、計画書にするといまいちまとまりがない内容になってしまう。

ターゲット顧客が定まっておらず、全体的に整合性が取れない事業計画書になってしまったという経験談をよく耳にします。

事業計画書の内容がしっかりしていないと、金融機関や投資家、社内のステークホルダの方々などにプレゼンをした時に、事業の内容が伝わらず、資金調達や事業推進がうまく進まくなってしまいます。

今回は、事業計画作成にあたってペインポイントとなる点、ペインポイントをクリアするために何が必要かを解説していきます。

ペインポイント1:ビジネスモデルの構築

事業計画書を作成する上で、最も重要な要素はビジネスモデルの構築です。ビジネスモデルがしっかりと構築されていないと、計画書の他の要素も的確に埋めることができません。

しかし、ビジネスモデルの構築は、市場や競合調査を含む多くの知識と洞察力が必要となり、自分の会社だとしてもビジネスモデルを一から作成するのは難しいと感じる方も多いでしょう。

解決方法:ビジネスモデルキャンバスで整理する

ビジネスモデルを整理する上で参考になるのが、ビジネスモデルキャンバスです。

ビジネスモデルキャンバスは、顧客に「どのような価値を提案したいか」

そのために、どのような顧客をターゲットとし、何を通じて売っていきたいか。

何で利益を出したいかなど、ビジネスモデルを整理できるフレームワークです。

具体的なビジネスモデルキャンバスのフレームワークは、下記をご参考にしてください。

このフレームワークを全て埋めるのは難しいと思います。

ですが、まずは、事業の価値提案から考えて、顧客やチャネル、パートナーなどをイメージして書いてみることで、段々と事業のビジネスモデルが固まってくるかと思います。

ペインポイント2: 財務予測

次にペインポイントとなるのが、財務予測です。

財務予測は、事業の成長率、利益率、キャッシュフローなどを予測することで、事業の将来の成長や収益性を見積もるもので、これらの作業を行うには一定の経験がないと困難でしょう。

特に、過去のデータがない場合は、市場や業界のトレンドを予測する必要があります。

市場調査の実施 ビジネスモデルや財務予測を作成するには、市場調査が必要ですが、市場調査には、市場規模、顧客の需要や嗜好、競合情報などを収集する必要があり、時間と費用がかかる割に正確な情報を収集することが難しいことがほとんどです。

解決方法:マーケット情報を拾い、整理する

昨今では、インターネットを通じてある程度の市場データや競合データが手に入ります。

まずは、始めたい事業の市場や顧客の動向、ベンチマークとなる企業の財務情報などを拾ってみるところから始めてみましょう。

事業によっては、情報が拾いにくい、もしくは情報を集めても財務予測を立てずらいというものも多いと思います。

ですが、まずは情報収集をし、大体の市場のトレンド(毎年何%で成長しているか)などを把握し、自社の売上がどれくらいの成長率で伸びていくことができるかを整理するところから始めてみることをおすすめします。

ペインポイント3:資金調達のプランニング

一番のペインポイントとなるのは、資金調達のプランニングです。

資金調達には、融資、投資、クラウドファンディングなど昨今では様々な種類があります。

ですが、いつ、どのタイミングで何の資金調達手法を取るべきかは事業の規模や成長性、資金需要によって異なります。

そのため、中長期の資金調達をプランニングしようとすると、まずどこから手をつければいいかわからないという方もほとんどでしょう。

解決方法:第三者への相談

一般的な資金調達は金融機関からの借入になりますが、事業の成熟度や成長性、どれくらいの資金調達が必要かによって必ずしも金融機関からの借入がベストとは言えません。

判断がつかない場合は、インターネットでの情報収集も必要ですが、商工会議所や自治体の相談窓口、VC等への直接の問い合わせも含めて、まずは窓口に相談してみるのがベストです。

事業計画書の作成は、プロの支援を借りるのも一つの手

このように、事業計画書を一から自分で作成するのには多くの時間と労力がかかります。

また、一人で悩む時間が増え、考えがなかなかまとまらないという方もほとんどです。

事業計画書を作成する際は、プロの力を借り、「壁打ち相手になってもらい」「財務やビジネスモデルのベースをまとめてもらう」ようにするといいでしょう。

ベースとなる計画所がまとまれば、自分のやりたい事業内容も解像度が高く見えてきますし、財務戦略についても長期にわたって何が必要か見えてきます。

また、プロには様々な情報が集まってきます。

資金調達の際にどの手法を取るのがベストか、そのために何を準備をするべきかを一気通貫で教えてくれるコンサルティング会社も多いでしょう。

無料相談を受け付けているコンサルティング会社も多くありますので、まずはプロに相談をしてみることをおすすめします。

Eureka Consultingの事業計画書作成支援

弊社では、30万円~40万円(税別)で、事業計画所の作成代行を行っています。

また、初回のご相談や資金調達に関するアドバイスは無料で行っています。

何がお客様にとってベストな方法なのか、また今本当に資金調達をすることがプラスに働くのかを事業についてヒアリングをしながら、一緒に整理し、アドバイスをさせていただくことを心がけております。

昨今は補助金や助成金も豊富にありますので、金融機関等からの借入だけでなく、様々な手法を組み合わせたご提案が可能です。

ぜひ、一度気軽にご相談ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました